2016年8月20日土曜日

夏のお知らせとロック魂

残暑お見舞い申し上げます。
選曲のお知らせです。(カドピ)

「yoin.-summer feeling」

日時:2016.08.21.(sun) 21:00ごろより
場所:bar petrol blue
選曲:kadopitt


暑すぎて仕事以外は引きこもりがちなのですが、せっかくいつも以上にビールを美味しく感じられる夏なので、8月21日の日曜日、大名のbar petrol blueで飲みながらひとりBGM選曲いたします。夏の宵を涼やかに過ごせるレコードを持っていく予定です。yoin.-summer feelingを密かなタイトルとしてますが特段イベントではございませんのでお気軽に一杯飲みにいらしてください(ちなみにafterglowが「余韻」という意味なのでひとりでやる時はなんとなくこのタイトルをつけてます)。
河津くんにはカウンターでのおしゃべり係をお願いしています。21時頃には始めておりますのでよろしくお願いします。

では今日は、最近やっと我が家にやってきたレコードを紹介します。


ニッキー・ホプキンス『No More Changes ロック魂を永遠に』

8月の過日、河津くんの誕生日にこのレコードをプレゼントしました。自分が貰って嬉しいものをあげるのがプレゼントの常套であります(つまり自分が欲しかったから嬉しい!)。
前作『The Tin Man Was a Dreamer(夢見る人)』は広く知られている名盤ですが、こちらも本当に素晴らしいアルバムです。帯付きは初めて見ました。いや〜嬉しい!!帯に邦題が書かれていて、”永遠”(No more Changes)なものを”ロック魂”としているところがとっても70年代的で良いなあ、と。
ニッキー・ホプキンスは元々、(持病を抱えていたこともあり)ツアーサポートとしてよりはスタジオミュージシャンとしてストーンズの「She's a Rainbow」、ザ・フーの「My Generation」、ジョン・レノンの「Imagine」など、さまざまな作品に参加していたことで知られるキーボーディストです。
本作は半分ほどがカヴァーなのですがポール・ウィリアムス&ロジャー・ニコルスの名曲「Mornin' I'll Be Movin' On」が入っているのが嬉しい!

Nicky Hopkins 「Mornin' I'll Be Movin' On」

歌は決して上手いわけでは無いけどすごく沁みる声でたまりません。そしてそこからオリジナル曲「Last Night's Changes」へと繋がるのですが、これがプログレッシヴな展開ですごくシビれます。ミュージシャンとしてのニッキー・ホプキンスが垣間みえる良いアルバムです。
すごく残念なことに未CD化だそうでなかなか入手しづらいかもしれませんが、でもそんなのもったいない!という気持ちを込めて取り上げました。日曜日も持っていきます。あ、もちろん河津くんに借りるんですけどね。