2018年1月14日日曜日

冬とトロピカル・ムード

冬になるとひっそりと作られた70年代SSW作品を体育座りで聴いて過ごしてしまいがちな私ですが、冷たい空気の中、トロピカルなアルバムを聴くのも心地いいものです。今日は1枚、ブラジルMPBの作品を。(カドピ)





年末の慌ただしさからすっかり疲れてしまい、休みの日に最初に書いたような感じで黙々とレコードを聴いていたのですが、何枚か聴いたところで足元にあったカシンをターン・テーブルへ。
リラクシンなトロピカル・ボサノバ・ムード、でもすごく現代的で程よく刺激的。すっかり気持ちがほぐれてしまったのでした。とても良いアルバムです。

カシン+2 『Futurismo』


「+2」は、ブラジルのMPB(ブラジルのポピュラー・ミュージック)新世代を代表するモレーノ・ヴェローゾ、ドメニコ・ランセロッチ、アレシャンドリ・カシンという3人のユニット。「モレーノ+2」「ドメニコ+2」といったようにそれぞれがリーダーとなって作品を作った中の、これはカシンのリーダー作です。2006年リリースですが、2016年にアナログ化されました。カシンはプロデューサーとしてヴェローゾやアートリンゼイ、日本だと宮沢和史やサイゲンジともお仕事してます。
ブラジルの若い世代、面白いです。ぜひ。
Kassin+2  "Futurismo"